ED治療で保険の効く国は存在するか

日本の保険証と診察券

日本においてED治療は保険の適用対象外とされているため、治療を受ける際には治療費を自己負担で支払わなくてはなりません。
ただ海外では同様の制度が運用されているわけではなく、事実としてED治療が保険適用になる国もあります。
具体的には一部の州を除くアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、アイルランド、フィンランド、オーストリア、ポーランド、スウェーデンの9ヶ国で、このうちスウェーデンに関しては無条件でED治療に対しては保険適用対象として扱われています。
スウェーデン以外の国では保険適用になるにしても条件があり、例えばアメリカの場合は26州で錠剤数の条件が、5州で年齢による制限がかかっています。
この他アイルランドでは錠剤数による制限、フィンランドでは指定された疾患を持つ人のみが対象とされており、オーストラリア、ポーランド、カナダは退役軍人のみがED治療を保険適用で行われるといった形になっています。
この「退役軍人のみが対象」というのは、議論こそあるものの名目としては国家として軍隊を有さない日本では中々理解しづらい感覚でしょうが、海外において退役軍人が特別な扱いを受けるということは制度としてそこまで珍しいものではありません。
さて、しかしこうしたED治療が保険適用になる国があると言っても、ED治療のために海外に行くというのが現実的かと言われるとまた別問題となります。
そもそも海外でも健康保険は事前に国民として税金を納めていた人が対象になる、自国籍を持つ人のみが対象になるといったような制限がかかっていることが多く、例えば日本人がED治療のためにオーストラリアに行くなどのことをしても保険適用にならないのです。
今後日本国内でED治療が保険適用になる望みは薄いと言わざるを得ませんが、海外ではまた事情が異なるのだというのは一つ覚えておくと良いでしょう。